新宿伊勢丹の展開するcocoiku。ゴールデンウィークに期間限定で開催中の「コロガルガーデン」に娘と一緒に行ってきました。今年4月からスタートしたcocoiku事業。未来を担う子供達へ手渡すバトンとして、クリエイティブな学びの場を提供する、新しいスタイルの学びのプロジェクトです。

Knit Graceが展開したいfor kidsプロジェクトもニットのカルチャーを新しいスタイルでアプローチしたいため、cocoikuの展開するプロジェクトに興味を持っています。
今回のコロガルガーデンは、身体を使った遊びと、メディアテクノロジーを使った遊びを組み合わせて、全く新しい遊びを楽しめる公園。あらかじめ決まった遊び方を習うのではなく、友達やプレイリーダーと一緒に、新しい遊び方を発見していくタイプの公園です。不定形で起伏のある空間に、光や音などのメディアを使った仕掛けが埋め込まれ、子供達が新しい動きや遊びのルールを生み出すことを触発するインスタレーションです。
娘をこういったプレイグラウンドに連れて行ったのは初めてで2歳3ヶ月の娘がどんな反応をするのか楽しみでした。会場に入った瞬間、一瞬ここでどう遊ぶの?という疑問が湧いたように見えましたが、次の瞬間から会場内に設置されているモニュメント的なものに、登ったり、飛んだり、跳ねたりという頭と全身を使った活動が始まりました。
遊べるのは90分。娘は自分の限界に挑戦し続けた、自信と達成感に満ちた時間となりました。
この空間には、色は板の木材のカラーと青空、海、水を連想させるブルーのマットの色。後はメディア的な光。音はプログラミングされた自然界の音。これだけです。シンプルで研ぎ澄まされ洗練された空間が、この空間で初めて会った友達との遊びに集中させるのでしょう、普段の生活で出会う坂より急なカーブや段も最初の数回は失敗しても、諦めず取り組ませる雰囲気があり、成功に導く。また、限られた施設、同じ年代の子供達が集まれば、必ずといっていいほどものや順番の取り合いがありますが、そんな声をかけている親もいない、子供の笑い声が続くユートピアのような時間でした。子供達は実際に自分達で暗黙のルールを作ってグループワークができるんですね。私の娘にとっては月齢的にちょうどよく、「できなかったことを可能にする空間、体験」になりました。物事に挑戦する意義みないなものも感じてくれたような気がします。帰宅時の幸福感と満足感、達成感に満ちた娘の表情は、普段の生活では見ることのできない表情で、これは頭と身体どちらもの機能を限られた時間集中して全身全霊で取り組んだからこそ生み出されたものだと実感しています。
親として今回の経験は身体で体感、覚えた経験。数ヶ月は実感として残っていると思いますので、忘れないうちに定期的に体験を積み重ねさせられたらと思っています。
Knit Graceの立場で参考になったことは、未来の子供達が体験できる新しいスタイル、新次元の遊びに触れることができたこと。また、子供達が自発的に遊びや対話を発想し、アイデアを創発していたことです。私の娘は、ずっと遊びながらじゃがいもと言っていました。私にとっても未来のニットカルチャーを描くアイデアを底のほうから創発されました。質の高さを感じた遊びの空間でした。







