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幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む

2015.06.12


【幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む】

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先月家族で横浜美術館に遊びに行きました。娘は小さい頃から美術館に行きなれていて、2歳3ヶ月にして自分なりに美術館を楽しむコツを知っているかのように歩いたり、絵やアート作品を見たり触れたりしています。

その時期は石田尚志さんの企画展を開催しておりました。独特の世界観で絵のタッチは抽象的でしたが、記憶に残るものでした。

驚いたのはその翌日。娘が親の見てない間にお絵描き帳に絵を描いておりました。描いた絵は、前日見た石田さんの作風と似ている、色や絵の構成含め石田さんの作品からインスピレーションを受けた一つの絵でした。彼女の中で完成しているのか、書き終えた絵に書き足したりすることはありません。

主人と私はすぐにその絵を見て、前日に見た石田さんの作品からインスピレーションを受けたものだと気がつきました。

娘が生まれて約2年、様々な経験を一緒に積み重ねていく中で親として多くのことを学ばせてもらっています。子供は生まれてきてから生きている年月が短く、経験は浅いですが、その分一回の経験から吸収するものがとても多いと感じています。

「幼児期の原体験による記憶は強いインスピレーションを生む」。親として、またニットを通じて多くの子供達とこれから接していく中で、継続的に意識して研究を重ねていきたい課題です。

今回の出来事は娘が表現してくれたので親として気がつくことができました。娘に感謝しています。

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小学生ワークショップまもなくスタート!

2015.06.07


小学生が編み物をオシャレに気軽に習える環境を整えたく、プログラム考案と平行してイメージカットを撮影しました。

「夢は大きく、ニットデザイナーになった気分で!」

元々伝承文化の手編みは、学校で学ぶものではなく、家庭の中で伝えられていることが多いカルチャーです。現在はおやりにならないお母様方も多く、子供が触れる機会が減少しています。

ぜひそんな子供達に一本の糸から作り上げる手編みの面白さを伝え、興味を持ってもらいたい、熱い思いを持っています。手を使う行為は脳を刺激し、働きを高める効果もあります。
夏休みに短期間でできるワークショップを開きたいと思っています。詳細決まり次第こちらでご案内させて頂きます。

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2歳児「ものづくりの楽しさを伝えるハマビーズの世界」で定点観測

2015.05.16


2歳児には「作る楽しさ」の実感からスタート!

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「買って何かを得る」という感覚を既に分かっている2歳児。これから育つ子の人生においてどのタイミングから行為の一環として「買って手に入れる」という発想から「作って手に入れる」という発想を持ってもらえるか。
「ものづくりの楽しさ、喜び」を子供達に伝えたいと願う私自身にとっては、子供達にとって人生初のものづくりの楽しさを体感してもらう機会がとても重要になってきています。

これから育つ子供達はデジタルキッズになることが前提。欲しいものはほんとどのものがショップに行かなくてもネット上で購入できる時代を生きていくことになります。そういった時代を生きていく背景を想定しながら、成長の早い段階で「作る楽しさ、喜び」や、「作って手に入れたもの」と「買って手に入れたもの」の違いを実感してもらえる年齢、チャンスをずっと探っており、この4月から娘の大好きなボーネルンドで体験できるハマビーズの世界で、ものづくりの楽しさを感じてもらう定点観測を始めました。

上記の課題を抱えていつチャンスが巡ってくるかを探していた私に、ボーネルンドで遊んでいる娘の一言がきっかけで一つの定点観測が始まりました。娘が大好きなボーネルンドでハマビーズで様々な絵を作っている4〜6歳の子供達に出会いました。お母さんと一緒に集中して作っている姿にピント来たようで、自分もやりたいと言い始めました。ハマビーズの世界、2歳児にはビーズが小さすぎて摘むことも難しいくらい。そこで、店長さんの計らいで、大きいビーズで同じように作品が作れるということが分かり、作る体験ワークショップに参加しました。

初めての体験、ぐずりの時間や他にも魅力的なおもちゃがたくさんあるボーネルンドの環境で、ビーズをじっくりおいて一つのアートを完成させることなんて出来るわけがありません!初回は作ってみたいアイテムの選択とビーズを1個置いて、他に並べたビースは壊す、という過程が楽しく、ビーズと触れあえる時間をちょっと楽しみ(時間にして1分くらい)、終了という形でした。絵柄の99%は私が完成させ、アイロンでくっつけて頂いたビーズアートを持ち帰りました。

帰宅後娘の様子を見ていると、今回作ったビーズアートは「自分で作ったという体験」をもとにふれ合い家族とコミュニケーションしていると感じました。

その様子を見て、明らかに「買ったおもちゃ」と「」自分でつくったおもちゃ」への思い入れが違うことに気がつきました。その様子をみて、私は2歳児から初める「ものづくりの楽しさ」を定点観測するチャンスに恵まれました。「手編み」に関してはいつでも親が教える機会がありますが、子供に強制だけはしたくないので、今はものづくりを楽しむ姿勢を見せているのが一番で、自然体で接しています。とは思いながらも、「ものづくりの楽しさ」を、デジタルツールを使いこなす前に体感して欲しいと願う心があります。親が教えると関係性としてうまく行かないこともあり、外部の環境をうまく利用して進めていけたらと思っておりました。

ボーネルンドはテーマ毎におもちゃが並んでおり、「CRAFT & ART」のクリエイティビティを創発するカテゴリーでハマビーズが並んでおります。(売り場構成は店舗にもよります)定期的にボーネルンドに行く機会があり、ハマビーズの世界で、娘を通じて回数を重ねる毎に「どんなことがどんなタイミングでできるようになるのか」ということを定点観測して行こうと思っております。

1回目の制作物は、ship。 ビーズは2、3個。壊すことがメイン。2回目はcar。ビーズは5個くらい置けました。最初から作る行為をコミュニケーションで促していきました。3回目はtruck。今回は事前に作るコミュニケーションを全く行わず、娘の自発性で制作。ビースは10個くらい置けました。自宅における会話としては、自分で作ったものが3個くらい並ぶと安定性や確実性もあり、次の作りたい作品アイテムの会話が広がります。この時間がとても大切で、ものづくりの楽しさや喜びを体感できる場所とは別の場所でその作ったものを通じて広がる新しい世界があることに実感します。

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今は2〜3週間に1回のペースでこのハマビーズクラフトにチャレンジする機会があり、今後どのくらいチャレンジするとどんな変化が出てきて、4〜6歳の子が楽しむもう一段階上の(細かい)ハマビーズの世界を楽しむことが出来るのか分かりませんが、今は定期的に定点観測できる活動に巡り会えたので、このラインでの娘の成長を確認していきながら、私自身の研究材料にして行きたいと思っています。

土曜日外苑前ScencAでのニットサロン 7歳の小学生が参加

2015.05.09


毎月第2土曜日外苑前のScencAで開催しているニットサロン。今日は初めて編み物にチャレンジされる方3名を迎え、心地よく賑やかなサロンとなりました。

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ニットポーチのワークショップとしてご参加くださった方や、初めて編み物にチャレンジの方はシュシュ作りから。ご自分用のお洋服作りの方は続きから仕上げまで。NHKカルチャーに通われている方は補講的な感覚で。

そしてなによりも一番嬉しかったのは7歳の小学生がお母様と一緒にご参加下さいました!
日本に帰国して初めての小学生の生徒さん。私自身とても楽しみに今日のサロンを迎えました。今日は私が小学生向けニットプログラムとして開発中の一つ、ブレスレット作りにチャレンジされました。今小学生の間ではレインボーループがおお流行り。そのせいか、かぎ針を扱うのが上手、上手。自分なりにやりやすいポイント、コツを見つけながら上手に編み進めておりました。集中力が長く続く子でたくさん編むことができ、ブレスレットはネックレスに変更。仕上げはお母様とご自宅で進めて頂くことになりました。

土曜日のサロンは、みんながみんな好きなものを作れるニットサロン。アイデアの湧く宝庫。毎回ご参加される方によって会話が変わる一期一会な出会い。お帰りの際皆さんがリラックスしてほぐれた笑顔でお帰りになられるのを見るのが私自身とても嬉しいです。

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cocoikuコロガルガーデン 新しい遊び方の創発の場

2015.05.07


新宿伊勢丹の展開するcocoiku。ゴールデンウィークに期間限定で開催中の「コロガルガーデン」に娘と一緒に行ってきました。今年4月からスタートしたcocoiku事業。未来を担う子供達へ手渡すバトンとして、クリエイティブな学びの場を提供する、新しいスタイルの学びのプロジェクトです。

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Knit Graceが展開したいfor kidsプロジェクトもニットのカルチャーを新しいスタイルでアプローチしたいため、cocoikuの展開するプロジェクトに興味を持っています。
今回のコロガルガーデンは、身体を使った遊びと、メディアテクノロジーを使った遊びを組み合わせて、全く新しい遊びを楽しめる公園。あらかじめ決まった遊び方を習うのではなく、友達やプレイリーダーと一緒に、新しい遊び方を発見していくタイプの公園です。不定形で起伏のある空間に、光や音などのメディアを使った仕掛けが埋め込まれ、子供達が新しい動きや遊びのルールを生み出すことを触発するインスタレーションです。

娘をこういったプレイグラウンドに連れて行ったのは初めてで2歳3ヶ月の娘がどんな反応をするのか楽しみでした。会場に入った瞬間、一瞬ここでどう遊ぶの?という疑問が湧いたように見えましたが、次の瞬間から会場内に設置されているモニュメント的なものに、登ったり、飛んだり、跳ねたりという頭と全身を使った活動が始まりました。
遊べるのは90分。娘は自分の限界に挑戦し続けた、自信と達成感に満ちた時間となりました。
この空間には、色は板の木材のカラーと青空、海、水を連想させるブルーのマットの色。後はメディア的な光。音はプログラミングされた自然界の音。これだけです。シンプルで研ぎ澄まされ洗練された空間が、この空間で初めて会った友達との遊びに集中させるのでしょう、普段の生活で出会う坂より急なカーブや段も最初の数回は失敗しても、諦めず取り組ませる雰囲気があり、成功に導く。また、限られた施設、同じ年代の子供達が集まれば、必ずといっていいほどものや順番の取り合いがありますが、そんな声をかけている親もいない、子供の笑い声が続くユートピアのような時間でした。子供達は実際に自分達で暗黙のルールを作ってグループワークができるんですね。私の娘にとっては月齢的にちょうどよく、「できなかったことを可能にする空間、体験」になりました。物事に挑戦する意義みないなものも感じてくれたような気がします。帰宅時の幸福感と満足感、達成感に満ちた娘の表情は、普段の生活では見ることのできない表情で、これは頭と身体どちらもの機能を限られた時間集中して全身全霊で取り組んだからこそ生み出されたものだと実感しています。
親として今回の経験は身体で体感、覚えた経験。数ヶ月は実感として残っていると思いますので、忘れないうちに定期的に体験を積み重ねさせられたらと思っています。

Knit Graceの立場で参考になったことは、未来の子供達が体験できる新しいスタイル、新次元の遊びに触れることができたこと。また、子供達が自発的に遊びや対話を発想し、アイデアを創発していたことです。私の娘は、ずっと遊びながらじゃがいもと言っていました。私にとっても未来のニットカルチャーを描くアイデアを底のほうから創発されました。質の高さを感じた遊びの空間でした。

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「未来のニット」を考えるきっかけを探しに

2015.05.02


「未来のニット」を考えるきっかけを得るために、現在お台場日本科学未来館で開催中のチームラボによる企画展『踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』に、娘と一緒に行ってきました。

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今の時代において、手編みのイメージはダサイ、おばさんぽい。でも私達のおばあちゃん世代の時には全盛期で、華やかで、高級、優美、優雅というイメージでした。時代的に手編みができることで女性が仕事を持つことができたので、文化が栄えたという背景があります。

では、私達の子供達がもう少し成長した頃、手編みのカルチャーはどういうイメージだったらいいのか。未来のニットの在り方、魅力、可能性を探り、描いて提唱していくのがKnit Graceの使命です。実際にこの企画展を楽しむ未来を作る子供達がどんなことを楽しいと感じ、インスパイアされるのかを見るために、娘に協力してもらい、親子一緒に楽しむ時間を過ごしました。

チームラボの展開は上海滞在中にも参加しましたが、娘がまだ1歳半くらいだったので反応がイマイチでした。今回は2歳児。幼稚園という社会と接すまでの橋渡し期、日々感じたことを吸収し、アウトプットが始まるこの時期だからこそ、私の研究材料になることが多く、娘の興味、動き、遊び方、どんな遊びが一番楽しそうだったか、なぜ楽しいのか、多くのことを柔軟に分析、考えるきっかけをもらいました。

チームラボは、今後の社会では「創造性」と「共同性」が最も大事になると説いています。子供達が自由にアートに触れ、同じ空間で互いに影響を与え、共同で創造していく「共創」の体験。

手編みを共創のステージに乗せて、未来のニットをイメージしてみました。いくつかのグループ、何名かで共同の作品を作って、発表しあうのもいいし、一つの輪からいくつもの鎖編みを編んで紐のようにし、ぐるぐるメリーゴーランドのように走り回ってもいい。ニットで遊び道具を作るという発想です。なんだかワクワク楽しい世界。こんなふうな「想像する喜び、創造する楽しさ」をもたらしてくれるカルチャーになっていたら、その子供達が今度は次世代にカタチを変えて引き継いでいってくれるのではないか?

まだまだ研究が必要ですが、平行して子供向けのニットプログラムをスタートさせ、数多くのケーススタディを得ながら、更に洗練&楽しいものにしていきたいと思っています。
ワクワク楽しいチームラボの企画展。充実感とともに豊かな時間を過ごすことができました!

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第39回 2015日本ホビーショー アジア最大級

2015.04.26


4月23日から25日の3日間東京ビッグサイトで開催していた「第39回2015日本ホビーショー」に行ってきました。1日約4万人を超える来場者でアジア最大級のホビークラフト&ハンドメイドフェアです。

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手作り業界が高齢化していく中、新しく若い層を取り込もうと、会場のレイアウトも一新し、会場中央に気軽に参加できるワークショップ会場を設置し、より多くの方が気軽に様々なワークショップを体験できる仕組みになっていました。

私は長く日本を不在にしていたので、訪れたのは初めて。日本最大級ということもあり、普段触れることのできないハンドメイドに触れ合える楽しみを抱いて遠方から訪れる方も多く、会場に向かう電車の中から同じ趣味を持つご友人同士の心待ちにしている表情、様子を感じとることができました。

開催3日間の中でも、週末開催の土曜日はキッズ含めたファミリーで参加できるワークショップが多く、私も娘を連れて行ってきました。娘が生まれてから上海、日本と部品や材料の並ぶハンドメイド環境に慣れていたのか、自分の足で楽しそうなものを探して歩き、2つのワークショップに参加しました。ヘアアクセサリーのピンバッジを作るワークショップとタイルクラフトです。意思がはっきりしており、材料の選択、判断が早いことに親として驚かされました。2歳が参加できるものは多くないですが、それでも上のお兄ちゃんお姉ちゃんに混ざって同じものを作れるのは自信や達成感、満足感を抱いたようでした。

ヤーンショップが並ぶストリートはスタイリッシュな雰囲気で、ケイト、ドログリー、パピー、ムーリット、アヴリル等並ぶとそこは毛糸のセレクトショップのような雰囲気でした。スタイルを打ち出すヤーンショップ、これからも楽しみです。会場メインストリートに面していたこともあり、凄い人で売れ行きも良かったようです。

来年は第40回の開催。今年以上に次世代のハンドメイドを意識したスタイル提案を期待したいです!女性の社会進出の機会が増え、趣味にかける時間が限られている中で、ハンドメイドのあり方自体が見直されている気がします。今回訪れ、日本のホビーマーケットが趣味の領域に留めず、新たなライフスタイルとしての方向性を打ち出しているというのを感じとることができました。ここ数年が過渡期で大事な時期を迎えていると思います。

写真は会場の雰囲気と私の気になったものをご紹介しています。

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ニットは世界共通のカルチャー、グローバルなコミュニケーションツール

2015.04.25


「ニット、手編みは世界共通のカルチャー。言葉が話せなくても世界中の人とコミュニケーションできるグローバルなツールです。」

7年前上海に住み始めた頃、会社を辞め言葉も話せない真っさらな自分を支えてくれたのが、ニットでした。上海の街で暮らす意義を自分なりに感じたかったのか、街中にある毛糸屋さんばかりが目に入り、足繁く通う中で心の通い合いがあり、現地に溶け込んだ経験を今でも覚えています。

それからの7年間、海外旅行に行く度に訪れた都市の毛糸ショップを見て周り、手編みのニットカルチャーが世界ではどのような状況にあるのか、肌で感じとりながらマーケティングして周りました。ロンドン、パリ、ミラノ、バルセロナ、マドリード、ニューヨーク、ブリスベン、香港、台北、そして東京、上海。街によってカルチャーの楽しまれ方も異なり、私自身が目指すニットカルチャーのあり方を描くきっかけをたくさんもらいました。

インスタグラムを始めて約二週間。過去に編んだ作品を毎日アップしながら、世界中の方から評価をもらうことができ、世界と繋がっているという感覚を感じることができます。
日本では若者を中心にまだまだ受け入れられていないカルチャーですが、世界というフィールドで見るとニットの世界の中でもスタイリッシュで新しい方向性を発信している企業は出てきています。世の中に新しく提案をする仕事はなかなか受け入れられないことが多いですが、今は世界の方との繋がりを励みに一つ一つできることから実践していきたいと思っています。

そしてこれからグローバル化が加速する時代を生き抜く子供達へ、世界の人と言葉なしで心で通えるカルチャーをぜひ一つ自分のものにして、世界をフィールドに羽ばたいていってほしいと願っています。

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想像する喜びが生まれる原点探し

2015.04.21


今の私達世代が描く日本の手編みカルチャーのイメージは、「難しい」「ダサい」「親から厳しく教えられた」等マイナス的な印象ばかり。これでは、カルチャーを先導する世代がなんらかカルチャーのイメージを変えていく動きをしない限り私達の子供世代に伝わるカルチャーの印象も同じ。

もっとニットの持つイメージを良くしたい!と、私はオトナ世代に向けて、オシャレな手編みを打ち出し活動していますが、これではカルチャーの印象を変えるのに時間がかかりそうなので、同時に今生まれて育っていく子供達に直接ニットや手編みに触れてもらう機会を増やし、親世代と同時にカルチャーのイメージを変えていく働きかけをしていきます。

子供達世代に、「想像する喜びから生まれる創造する楽しさ」をぜひニットを通じて伝えられたらと思っています。

そして今この子供達世代に触れてもらうためのプログラム作りに取り組んでいます。幼稚園に入る頃には身体的機能、対話による理解力も上がり、手先を使ったニットのモノづくりが日頃の活動に入ってきますが、私はもうひとステージ前の未就学児に興味を持っています。
人の成長段階のどの時点から意識的な働きかけをすると、能動的に編み物をやってみたいと思ってもらえるのか。現在2歳2ヶ月の娘を育てながら、決して無理強いさせず、子供のやってみたいという自主的な好奇心をかきたてる環境作りに取り組んでいます。

前提が長くなりましたが、2歳2ヶ月の娘が最近はまっているのは、糸をハサミで切ること。一回の行為で簡単に切れ、「できた!」「ハサミが使えた!」という達成感と満足感、次に繋げるやる気を育てられます。ハサミを使い始める成長段階で、ほとんどの子は紙を切ることから入りますが、糸を切ることから入った子は、糸が身近なものになり、色んな種類のある糸の特徴をつかむことができます。(色、素材、太さ等)

そして次に始まったのは、縫い物。裁縫は針が細いですが、毛糸針は太いのと、毛糸の編み地は緩いので針が通しやすいのです。これは私も予想外でしたが、私が家で普段やっている姿を見て、娘の視点でやれそうと思ったのでしょう、自分からやってみる!と言って私のところに来ました。まだまだこの毛糸の縫い物は発展がありそうです。

想像は人生に欠かせないもの。その中でも編み物は、小さい頃にやると集中力、粘り強さ、継続力を養うことができます。このカルチャーを次の時代に繋げるアクションを少しずつですが取り組んでいきたいと思っています。今のところまだ娘が興味を持ってくれているので感謝しています^o^

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